本来「スカルプチュア」という言葉は、人工爪の総称を指します。
しかし一般的に「スカルプチュア」というと「アクリリックネイル」と呼ばれるアクリルリキッドと、アクリルパウダーを化学重合させたミクスチャーを使って作る人工爪のことを示しています。
スカルプチュアは、自爪ではできないような美しいアートを施すことができ、短い爪の方でも簡単に丈夫で長い爪を作ることができます。 しかも、ある程度の矯正ができますので、歪んだ爪や凹凸のある爪などのトラブルを解消し、自然でより美しい形に仕上げることが可能です。 スカルプチュアは自然硬化する性質があるため、短時間で美しく長持ちする爪を作るのは高い技術が必要です。 当サロンは、その技術を備えたネイリストが施術いたします。
アクリルコートは、スカルプチュアと同じアクリルリキッドと、アクリルパウダーを使用しますが、スカルプチュアのように長さを出さずに、自爪をコートしていきます。
見た目は、ジェルネイルと似ていますが、強度が違います。 ジェルよりも、アクリルは硬く強度が高いので、ジェルネイルでは維持できない長さも、維持することができます。
もちろん、スカルプチュアと同じく、デザインを埋め込むこともできますし、ある程度矯正ができるので、爪の形に自信がない方でも、美しい爪を手に入れることができます。
アクリルを使った人工爪の特徴をご紹介しましたが、どちらも指先を美しく見せるための技法です。
ただ、この美しく作り上げた爪を維持するには、それぞれの取替え時期に合った、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。
放置したままではボロボロになりますし、メンテナンスをする時期を延長しすぎると、地爪を傷める原因になります。
ひどい時には「グリーンネイル」といって、人工爪の剥がれや亀裂に水分が入り込み、爪の表面にカビを発生させる状態になることもあります。
美しい爪になるために施したものが、逆に爪に負担をかけ不健康な爪にしてしまうと、本来の目的とかけ離れたものになってしまいます。
美しい爪になるには、健康な爪を維持することが重要なのです。